FCI協会研修・フィリピンクライミング文化交流 in セブ島
所属するフリークライミングインストラクター協会の研修会に参加して、一週間フィリピン・セブ島に行ってきました。
セブ島は岩も良く、食事もおいしく、良いところでした。
7日間のツアーで、初日と最終日は移動日のため登ったのはCantabaco4日間+Poog1日の計5日間。
毎日登っていました。5日間連続で登る事なんて出来るのかな?と思っていましたが意外と大丈夫だったのが新しい発見で、楽しく登れました。
セブ島は成田から直行便で行きは5時間30分くらい。帰りは4時間30分くらい。宿まで車で1時間30分くらい。移動時間はそんなに無かったので楽でした。
滞在はSpringpark Mountain Resort。エアコン付き、シャワーは温水でした。朝晩は涼しくて、Tシャツだと少し寒いくらい。エアコンは消して窓を閉めて寝ていました。日陰は涼しいのでエアコンは無くても良いくらいでした。
近くにはクライマーズハウスがあり、そちらはかなり安いようです(エアコン無しで水シャワーだそう)。
Cantabaco
宿から徒歩10分くらい。
エリア1~5まであるが、エリア1は登られていないそう。メインは3~5。5が一番上(奥)で、だんだん登っていく感じ。下の方が日陰で涼しく、エリア5は14時くらいまで日が当たっているので、遅めに行くと良い。
1人20ペソの支払いが必要。
登ったルートは以下
Area3
Bohemian Variation 5.11a
Sadako 5.11b
Natre 5.11b
この3本はどれも良いルート。
Area4
Bangag 5.11a/b
これも良いルート。
La Filthy Gringas 5.13a
薄被りで、少しずつ消耗していった最後に核心が。ダイナミックムーブが核心かと思いきやその後で苦労した。
Area5
エリア5はびっくりするくらい岩がツルツルしている。慣れるまでは(慣れてきても?)かなり登りにくく感じた。
Vina Kulafu 5.11a
素直な良いルート。
Itchy extention 5.11a
岩場を斜めに登って一番上まで行く長いルート。
Guyabano 1st pich 5.11a
被り系。この辺りは岩がツルツルしていないのでこのエリアの中では登りやすい。
Cinnamon Pwet 5.11d
ツルツルした岩で、ちょっと癖もあり登りにくく感じた。
Sweet December 5.12b/c
Vina Kulafuのエクステンション。スラブ系の動きと被りと両方出てくる。
White Flower 5.13b
22mあって長いが、5本目のボルトまでが核心。でもその後もつらい。
Lust for Lime 5.13c
被った面にカチが続く。最後傾斜が落ちてからも悪い。リーチによって難しさは変わると思う。
Poog
宿から車で15分くらい。そこから歩きは5分かからないくらい。岩場は北向きなので日陰で涼しい。エリア1~4があるが、3~4はあまり登られてなさそう。
取り付きが広く平らで居心地がよい。1人10ペソの支払いが必要。
登ったルートは以下。クライミング3日目で疲れてきていたので半分レストのつもりでのんびりしていました。
Area1
Moon Child 5.11a
ホールドが分かりにくく登りにくく感じた。
Wish you were here 5.11b
持久系ルート。
Area2
Judgement Day 5.10b
28mと長く、適度にガバが続く良いルート。
Zoe 5.10c
ジャミングもできる。
フィリピンクライマーや日本から参加のクライマー皆で登ったり話をしたりと有意義な時間を過ごすことが出来ました。
色々と学ぶことや刺激を受けることがあり、とても良かったです。